こんにちは！
ロールクリニック表参道、美容外科医・形成外科専門医の平井です。
今回は

メーラーファット除去術（＆ナゾラビアルファット除去術）

のご紹介をしたいと思います。

この「ナゾラビアルファット」割と最近知られるようになった名前ではないでしょうか。
DMやインスタライブなどでもこれについてのご質問をちょくちょくいただくようになりました。
しかし「実は特別新しいものではありません！」ということも含め、解説していきましょう😁

まずは図をご覧ください。

黄色く描かれているのがいわゆる「皮下脂肪」ということになりますが、
皮下脂肪は皮膚の下にただひとかたまりで敷きつめられている組織でなく、
薄い線維の膜でいくつかのブロックに小分けされています。

そのそれぞれに名前がついており、赤色でお示ししたのが今回の「ナゾラビアルファット」です！
ちなみに言葉としては「ナゾ：naso（＝鼻）」「ラビア：labia（＝唇）」ですが、
アンチエイジングでしばしば問題になる「法令線」のことを医学的には「鼻唇溝【びしんこう】」と呼び、
英語では「ナゾラビアルフォールド：nasolabial fold」と言います。
ナゾラビアルファットは文字通り、法令線に沿って（線の外側に）存在する脂肪のブロックな訳ですね。

一方でメーラーファットですが、これは図の各ブロックの名前ではなく
青で囲った辺り一帯の脂肪を指すのが一般的です。
図は分かりやすいようブロックごとにスキ間を空けて描かれていますが、
実際には隣り同士くっついて連続しており、ブロックを隔てる膜もごく薄いです
（年齢や性別を含む個人差によっては、膜がはっきり識別できないこともザラです

さて察しの良い方はもうお気づきかもしれません。
脂肪吸引のメニューの一つとしての「メーラーファット除去」は世間に定着して久しいですが、
「メーラーファット除去＝ナゾラビアルファット除去も込み」なのが当たり前です！！

解剖学的には確かに図のような区分けが出てくるものの、
現実には外から見たり触ったりでは境目が分からない場合の方が多いので、
ブラインドで行う作業である脂肪吸引では区別して取るということがまず出来ません。

しかもメーラーファットを取りたいという方は

といった方がほとんど。
ですのでメーラーファット除去の際に「ナゾラビアルファットを取らずに済ませることはまずあり得ない」と言って良いです。
逆にナゾラビアルファット除去において、本当にピンポイントでナゾラビアルファットのみを取るということもまず難しいものだと思います。

（他部位の脂肪吸引や糸リフトなども併用）

左：術前　　　右：術後3ヶ月

頬の厚みがナチュラルに減少し、
法令線もより目立ちにくくなったのをご覧いただけると思います。

「笑った時がアンパンマンみたいで気になる！」という方もたくさんご来院されますが、
メーラーファット除去の適応をみる上で、

の3点は、状態を拝見しながらよく考えご説明する必要がありますので、
信頼のおけるクリニックやドクターにご相談されるのがおすすめです。

ご興味がおありの方はぜひお気軽にいらしてくださいね！

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【ご紹介施術】
全部込みで45万円（税込）の
オーダーメイド小顔整形−フル−
・顔の脂肪吸引（メーラー/ジョール/バッカルファット込み）
・糸リフト（VOVリフト6本）
・ヒアルロン酸注射（法令線orあご）
・ボトックス注射（えら）

今回のオプション
・ボトックス注射をVOVリフト2本に変更
・VOVリフトを更に2本追加

【施術担当医師】
@lor.clinic_omotesando 技術指導医長
平井　林太郎 @lor_dr.rintaro

【可能性のあるリスクや合併症】
腫れ、内出血・血腫、痛み、色素沈着、凹凸、顔の動かしにくさ、感覚の低下

【今回の費用（税込）】
55万円
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