こんにちは！
ロールクリニック表参道、美容外科医・形成外科専門医の平井です。
今回は
「ジョールファット除去術」
のご紹介をしたいと思います。
小顔治療をしていますと、「最近口元がもたついてきた…」というご相談を大変よくいただきます。
「頬」のボリュームを気にされている方がしばしば「アンパンマンみたい」「たこ焼きみたい」とおっしゃるのに対し、「口元」でお悩みの方はかなりの確率で「ブルドッグみたい」「おばあちゃん（おじいちゃん）みたい」と表現されます💦
そしてこの原因となるのが…
「ジョールファット」
です！！
（バッカルファットと間違われていることがよくあるが、
ほとんどの場合バッカルそのものではない…
というバッカルファット解説の回もぜひご一読を😊）
今回もまずは場所の確認から。
黄色く描かれているのがいわゆる「皮下脂肪」ですが、
メーラーファットの回でもお話しました通り、皮下脂肪は皮膚の下でひとつながりになっているわけではなく、
薄い線維の膜でいくつかのブロックに小分けされ、それぞれ名前がついています。
赤色でお示ししたのが今回の「ジョールファット」です。
厳密には図のように上下２つのパートに分かれているのですが、
薄い膜で仕切られてはいるもののくっついて連続しており、
ひとまとめに「ジョールファット」と呼ばれるのが一般的です。
さて「ジョールファットが口元のもたつきの原因」と申しましたが、
ジョールファットのボリューム自体が多い方、というのは実はそれほどいらっしゃいません。
体格の良い方でもジョールだけ多いということは滅多にないです。
じゃあなぜ目立つの？？ですが…
です！！
お顔の組織には法令線のところに内側と外側を分けるかなりしっかりした境目があるのですが、
その外側の組織が全体的にたるみで下がってきた時に、
一番溜まって見えてしまうのが法令線の外側で一番下に当たる口元なんです。。
20代のお若い方でも「以前より口元が…」とご相談にいらっしゃる理由がこれです。
たとえ少しでも、下がりの変化がここに出るんですね！
と思われた方、センスが素晴らしい😌
…なのですが、実際にはジョールやフェイスラインの脂肪全体はそれなりのボリュームと重さなので、
糸リフトでも、何なら切開リフトまでしたとしても、
その全てを元通りの位置に引き上げて固定するというのはかなり難しいです。
特に
は、リフトのみで対処しようとするのはあまり良い作戦とは言えません。
なので口元のもたつきに対しては、
①ボリュームの調整（この場合は引き算＝脂肪吸引）」がメイン②リフトアップ系の施術がサブとして入るとより理想的な形になりやすい
ということになります！
もちろん皮膚そのものの余りが多くない方であれば、サブ扱いであるリフトアップは糸リフトで十分です
（基本的に40代まででしたら大体の方がそうですし、50代以降の方も緩みが少なければそうです）。
写真のお客さまは、当院でジョールファット除去をお受けいただきました。
（他部位の脂肪吸引や糸リフトなども併用）
左：術前 右：術後3ヶ月
口元のふくらみ・もたつきが解消し、フェイスラインがすっきり整ったのをご覧いただけると思います。
またマリオネットラインも目立ちにくくなっています。
ここまでお話ししてきたことの繰り返しにはなりますが、施術の考え方として大事なことは、
です！
脂肪の多い少ない、たるみの多い少ない、組織の硬い柔らかい、
などなどを総合的に判断して必要な施術を組み立てることが当たり前ですが大事なんですね。
ご興味おありの方はぜひお気軽にご相談ください！
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【ご紹介施術】
全部込みで45万円（税込）の
オーダーメイド小顔整形−フル−
・顔の脂肪吸引（メーラー/ジョール/バッカルファット込み）
・糸リフト（VOVリフト6本）
・ヒアルロン酸注射（法令線orあご）
・ボトックス注射（えら）
今回のオプション
・MINTリフトを6本追加
【施術担当医師】
@lor.clinic_omotesando 技術指導医長
平井 林太郎 @lor_dr.rintaro
【可能性のあるリスクや合併症】
腫れ、内出血・血腫、痛み、色素沈着、凹凸、顔の動かしにくさ、感覚の低下
【今回の費用（税込）】
74万円
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最後までお読みくださり本当にありがとうございます。
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【L’or Clinic Omotesando公式HP】
